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研ぎ

最近気になることがあるので、先日鍛治屋さんに相談してみました。

鑿を研ぐ上で最近は鑿自体を横にして研ぐことが多くなりました。
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様々な理由があり、そうしているわけですが、私自身が感じることは仕上がりにかなり差がでることにきづきます。


もちろんまだまだ私の研ぎでは未熟な部分があるため、結果的にそうなるということも理解はできるのですが、もしかしたら鋼自体に組織方向的なものがあるのではないかと考えました。
鍛治屋さんの答えは昔は部分的に組織方向というのは存在していたそうです。
ただ、現在は技術の進歩により今の鋼はそういったものはなくなっているそうです。もちろん、見た目では分からず、ルーペや顕微鏡により組織を見た上の話です。
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あと、鑿というのは刃先に瞬間的に1t近くの力がかかるそうです。
仕上げの最後に少し立てぎみに鑿を砥石の上を滑らせることで刃持ちをよくさせることができるそうです。

蛤型に研ぐのが一番理想だとか。。

今となればあえてそのように研ぐ方が難易度が高い気がします。

by ridewitcolor | 2013-05-15 12:34 | Comments(0)

特殊鉋

先日、現場で玄能を使っていたら真ん中辺りで柄が真っ二つに割れてしまいました。

早急に使いたいこともあり、玄能の柄を曲線に削るため、先輩から頂いた反り鉋の刃研ぎに没頭していました。
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結構使い込んでいたのでまずは荒砥からスタート。

とにかくゴリゴリ。。ゴリゴリ。。

金剛砂、中目はとにかく刃が降ります。

中研ぎが終わる頃はもう密着して身動きがとれません。
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あとは天然砥石でじっくりと刃付けをし、傷をしっかりと消して完成。。
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曲線を削るためにはとにかくなくてはならない刃物だと思っています。

これもまた用途は多彩、一つあると重宝します。
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ただ、一つもっと台の勾配をきつくしたいのですが皆さんはどんな風にここから仕込みますか?

誰かいいアドバイスを下さい。

by ridewitcolor | 2013-05-13 12:00 | 大工道具 | Comments(0)

上棟式

いよいよ、次の新大久保の現場が始まりました。
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屋根はシンプルな棟違いの切妻。。
今回は屋根の上にOMとクワトロソーラーが搭載。
さらにゼロエネの施工もあるため、いつもの倍以上の時間と手間がかかっています。
ゼロエネとは省エネにより、消費するエネルギー量を減らし、なおかつ、同等のエネルギーを作り出すことが目的。
これをすることにより、補助金の制度を得ることができます。
OMとは屋根で集められた太陽の熱を利用し、家の内部に取り込み、家全体を暖めることができます。
実に画期的な商品ですね。


ですが、なぜかOMもクワトロソーラーも施工は私達なんですよね。
若干の疑問は感じつつも担当していただく、頼もしい板金屋さんと密に相談しながら最良の方法を考えながら施工しています。

ともあれ、昨日は無事に上棟式をあげることができました。

プラスお施主様娘さんの誕生日でもあり、職人たちの低音のハッピーバースデーが家中に響いていました。

めでたいことが続くのはとてもいいことですよね。
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たくさんのお酒や食べ物を振る舞って頂き、ありがとうございました。

大工一同、全力で完成に向け、やっていきたいと思います。

宜しくお願い致します。

by ridewitcolor | 2013-05-12 10:49 | 仕事 | Comments(0)